(c)オリーブスリーブ 網野代表は、日本人がフランス語を習得するには、日本語とフランス語の言語学的な違いを念頭に置いて、日本人に適した無駄のない効果的な学習をすることが大事だとの考えから、フランス語の動詞にスポットを当てた学習法を開発した。日本語は、フランス語や英語と比べると、動詞の数が少なく、動詞がない文章も多いため、日本人は動詞の機能についての意識が極端に低く、これが、日本人が、動詞が重要な役割を果たすフランス語や英語を習得する際の最大の障壁になっているという。 「網野式・動詞フォーカスフランス語入門」では、名詞は静止画で、動詞は動画ととらえ、時間の流れを含む動詞をつないで頭にイメージすることで、時間の流れの中で、物語が展開するような感覚で、フランス語の文章やフレーズが日本語を介さずに理解できるようになるという。 網野代表によると、日本語は世界で最も動詞の地位が低く、動詞が意識されない言語だという。一方で、英語やフランス語などの西洋の言語は、動詞の役割が極めて大きく、ほとんどすべての文章に動詞が存在するという。 網野代表このギャップを意識的に埋めながら、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、中国語、韓国語の9つの言語を4年間で習得し、日本語とこれら9か国語を駆使して、通訳や翻訳の仕事に忙殺されている。 網野代表は「私は、30歳の時に英語の勉強を始めました。そして英語の動詞の重要性に気づき、動詞を強く意識した勉強法を考え出しました。そしてその後4年間で、フランス語、ドイツ語、スペイン語など9カ国語を、プロとして仕事ができるレベルにまで習得することができました。これは『動詞』を中心とする学習法がなければ、絶対にあり得なかった結果です。言い換えれば、『動詞』を中心とした学習法で学ぶことで、私と同じ結果を手にすることがあなたにもできるということです」と話している。 「網野式・動詞フォーカスフランス語入門」の詳細は、こちらへ。 |